就職活動、転職活動をしている人で、食品メーカーに興味があるけどいまいち仕事内容がわからない、
食品メーカーの営業はぶっちゃけ辛いの?
と疑問に思っている人もいると思います。
今回は食品メーカーに興味があるという人に向けて、営業の主な仕事内容について書きました。
ちなみに私は食品メーカーで7年営業をしていました。
そもそも食品メーカーとはどんな企業を指すのか?
お菓子メーカー・・・明治、ロッテ、グリコ、森永、ブルボン、不二家 etc..
加工食品メーカー・・・味の素、ハウス食品、S&B、キッコーマン etc…
知名度高い大手企業であれば、平均年収800万〜900万はあると思います。
担当の企業を持つ
スーパーを担当する
営業職で就職すると、自分が担当するスーパーが決まります。
最初は大手スーパーではなく、地元のローカルスーパーを担当することが多いと思います。
売上金額が大きい大手コンビニや大手スーパーは新人、転職者がいきなり担当することはなかなか無いです。
経験を積んでから大きい企業をまかせられるケースが多いです。
卸を担当する
ほとんどの場合、卸がメーカーから商品を仕入れて、小売(スーパーやコンビニ)が卸から商品を仕入れるというのが一般的な物流の流れです。
営業職の人はスーパーと同様、卸もセットで担当することになります。
スーパーは商品Aは〇〇卸から仕入れていて、商品Bは■■卸から仕入れているというように、1スーパーが複数の卸から様々な商品を仕入れています。
自社商品はどこの卸を通してスーパーに納品されているかまずは把握しましょう。
卸がメーカーから仕入れる価格、メーカーが卸から仕入れる価格と、価格交渉をする場面が幾度となくあります。
商談をする
基本的にお菓子や食品の場合、月1回はスーパーのバイヤーと商談があります。
各メーカー自社商品を1個でも多く買ってほしいものです。
スーパーにも陳列できる商品数が限られているので、バイヤーが各社と商談して魅力に感じた商品を購入します。
上手くいけば担当スーパーのチラシに載ります。
チラシに載ると来店するお客様の購入率がグンと上がります。
バイヤーに自社商品が他社よりも良い商品だなと思ってもらい、チラシに商品を載せてもらうことが極めて重要です。
商品の陳列(品出し)
スーパーで自社商品の品出しをします。
基本はスーパーがやる仕事ですが、お手伝いに行く場合が多々あります。
例えば、バイヤーさんがいつもより多く自社商品を仕入れてくれました。
そういった場合は自分でスーパーに行きスーパーの方と協力しながら陳列します。
新人の頃は担当以外のスーパーもよく陳列に行っていました。
スーパーでの陳列を経験することで、お客様は何を見て商品を購入しているのか、
どういった陳列の仕方がお客様の目に止まりやすいのか、
など勉強になることが多かったです。
まとめ
営業職で食品メーカーに入社すると、ほぼ間違いなく上記の仕事は経験をすると思います。
陳列も重たいものを運んだりするので、思っていた以上に体力を使う仕事が多かったりします。
入社して「こんなはずでは無かった!」と思わないように下調べをしっかりやりましょう!
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